在り処 触れられそうで触れられない。それの在りかが分からない。証明して絶対と言い切りたいけれど。曖昧で不明瞭な輪郭をただなぞるだけ。見つめるだけ。そんな不確かなものを与えたい。ただ一人私だけが見出して。私だけが在り処となって。寂しいと泣きたい夜にも、穏やかに目を閉じて。縋るように。夜を彷徨って。
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