記録of記憶
去年の誕生日に父親と遭遇していたことをすっかり忘れていた。
去年の手帳を見てようやく思い出して…その思い出したというのもいまいちしっくり来ない表現だ。
言われてみればそんな気もする、といった程度の引き出し方で。
だけど私はできるだけ若いうちに、そう遠くないうちに、父親に父親として向かい合って話をしなければと思う。話をしてちゃんと決着をつけなければと思う。そのために、まだしなければならないことがきっとあるけれど。
お茶目でしつこいくらいだった祖母が、祖父が血を吐いた夜に毅然と、一人てきぱきと動いて、救急車に乗り込んでいったときの静けさを覚えてる。
穏やかで静かだった祖父が、祖母が逝ったことを伝えた瞬間にその場に崩れ落ちて慟哭した激しさを覚えてる。
それらが真実。私にとっての真実。
それらを私は真実だと呼ぶ。
かけがえのないものです。
嘘か真かというお話が事実に関するもの。
嘘でも真だというお話が真実に根差すもの。
その実の在り処を。
どうか目を凝らし耳を澄まして、取りこぼすことのないように。どうか。
私が真っ当に何かや誰かを真実慈しみ愛せるように。どうか。
去年の手帳を見てようやく思い出して…その思い出したというのもいまいちしっくり来ない表現だ。
言われてみればそんな気もする、といった程度の引き出し方で。
だけど私はできるだけ若いうちに、そう遠くないうちに、父親に父親として向かい合って話をしなければと思う。話をしてちゃんと決着をつけなければと思う。そのために、まだしなければならないことがきっとあるけれど。
お茶目でしつこいくらいだった祖母が、祖父が血を吐いた夜に毅然と、一人てきぱきと動いて、救急車に乗り込んでいったときの静けさを覚えてる。
穏やかで静かだった祖父が、祖母が逝ったことを伝えた瞬間にその場に崩れ落ちて慟哭した激しさを覚えてる。
それらが真実。私にとっての真実。
それらを私は真実だと呼ぶ。
かけがえのないものです。
嘘か真かというお話が事実に関するもの。
嘘でも真だというお話が真実に根差すもの。
その実の在り処を。
どうか目を凝らし耳を澄まして、取りこぼすことのないように。どうか。
私が真っ当に何かや誰かを真実慈しみ愛せるように。どうか。
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