曖昧ろじっく。

さざめごと きれいごと よまいごと ざれごと よしなしごと
さざめごと きれいごと よまいごと ざれごと よしなしごと

ご冗談を。

一体どうしたものか。
其れは絵空事の筈なのに。
現代の都会を闊歩する彼女。
紛うことなき、其のしゃんと伸びた背中を。
追いかけてしまいそうになる。

どうやら私は完全に理性を喪った。
描いた幻影は美しけれど、飲み込まれては只の滑稽話。

喧騒は彼女を覆う。
随分と溢れすぎた色々が責めぎ合う現実にて。
随分と懐かしい彼の人を見つけました。


果たして行き着く先は何処なのか。
其れは転がる石の様に。



絶望にも似た、蘇ってくるる感情は質量を愈増していく。
今度こそ身を滅ぼそう。
感受しきれぬ色々に塗り潰されたとて。


地面を蹴る。
喧騒の中をもがいて泳いで必死。



一体どうしたものか。
ほら。
やはり貴女の変わらず深い青の瞳は海の底ようだ。



ご冗談を。



知っていながら沈む私こそ嘲笑われるべき。
さぁ、口元は引き締めろ。



***
現代、輪廻転生系。
絶望と歓喜。

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